大岸町から函館方面へ37号線を走っていると豊浦町噴火湾展望公園が見えてくる。ゲートをくぐると、そこにはホタテをモチーフにした大きな展望台が。館内に入るとお土産や民芸品が並んでいます。食堂では、「とようら豚丼(650円)」や「とようらホタテ丼(700円)など地元の食材を使ったメニューが食べられる。舌鼓を打ちながら、噴火湾を眺めながら贅沢な時間を過ごせます。木彫制作が本職の管理者は、展望公園を閉めている冬期間、制作に勤しむという。館内には木彫のコーナーがあり本格的な作品が並ぶ。「父が円空の首なし仏像を木彫制作し納めた歴史もある。普段は民芸品を彫っているが、町のご神体も手がけていたりするんだよ」と教えてくれた。
エゾリスや野鳥など小動物が沢山訪れるので、その写真を撮りに来るカメラマンは多い。また、展望台から望む景色は、撮り鉄と呼ばれる鉄道ファンからも穴場の撮影スポットとして人気で、何度も足を運ぶ人が多いのだそう。特徴的な展望台は実はホタテの形をモチーフにしている。